子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば

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2017.08.30|

【報告】あすのば合宿ミーティングを開催しました

2017年8月16日(水)から19日(土)までの3泊4日間、国立赤城青少年交流の家(群馬県)で「あすのば合宿ミーティング2017」が開催されました。
この合宿は、ひとり親家庭や児童養護施設などで育った経験のある、または学習支援や子ども食堂など子どもに寄り添う活動経験のある高校・大学生世代ら総勢100人が集まり、それぞれの経験や同じ時間を共有する『シェアのば』を全体テーマに学生らが中心となってつくりあげました。

今回はこれまでの合宿で一番多くの子ども・若者が参加してくれました。学生たちが率先して試行錯誤しぶつかり合いながら作り上げた合宿はどうなったのでしょうか?以下は、総合司会を務めた石川昴くんからの報告です!

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合宿一日目、前泊から参加していた人を除いてほとんどの参加者が到着しました。スタッフたちは参加者を出迎えましたが、みんな最初は緊張と不安からか表情が硬いなか開会式がスタート(笑)
しかし、そこから班割や星座ごとに分かれて簡単な自己紹介などしていく中で参加者の表情も少しずつ豊かになっていきました(^^)/
そして、一日目のメイン企画「シェアのば①」は、初めてのファシリテーターは参加者を上手くリードできるか、また参加者は何をするんだろうという気持ちからスタートしましたが、距離を縮めるために質問カードを使いながら盛り上がっていて、最初の緊張はなくなっていました(笑)

合宿二日目、二日目は午前中から様々な企画が目白押し!!
午前中は班ごとにカレー作りを行いました。そこでまだ緊張が残っていた人たちもほとんどの人が緊張をほぐすことが出来てきてどんどん明るい雰囲気になっていきました(^^)/各班美味しく作れたところやちょっと失敗したところなどありましたがそれもきっと良い思い出だと思います(^^♪
午後からはレクリエーション大会で、班でチームとなって戦いがスタート!様々なゲームを通して班での交流が深まり、参加者全体で楽しむことができました(^^)/
そして夜は「シェアのば②」がスタート。「シェアのば②」は参加者同士で今までの経験や苦労したことなどを共有する場で各班少し深い話をして、良い話し合いができました(^^)/二日目で更に深い絆が生まれたと思います。

合宿三日目、午前中は「ゆっくりタイム」で寝ていても良いという時間!プロジェクターを使ってWiiをしたり外ではサッカーやアルティメット、シェアのばの延長をする場所があったり各自ゆっくりして他の班との交流も深めることが出来ました(^^)/
午後は、地域別に分かれて地元のみぞ知る情報を模造紙にまとめて全体にシェアしました(^^)/様々な地域の特産などを知る事ができ、また、地域が同じだからこその友情も生まれました!!
そして、夜は待ちに待ったキャンプファイヤー!じゃんけん列車などのレクから最後は各班で振り返りを行い今回の合宿を皆で振り返りしました。参加者の中にはみんなとずっとつながっていきたいという気持ちもあり、涙する人などこの合宿の成果を垣間見ることが出来る場所でもありました。
最後にメッセージカードをひとりひとりに対して今回の合宿での想い出やメッセージを記入しました!

合宿最終日は、閉会式をして感想や今後していきたいことなどを書いて皆でシェアしました。そこでだんだんとこの合宿が終わってしまうんだなーという参加者の思いがひしひしと伝わりました。
そして、最後の帰りのバスでの別れでは涙を流す人がいたり、家族のように感じていた人が多くいたと思います。
今回の合宿を通して感じるものが多くあったと思います(^^)/そして、参加者の心の支えに今後もなっていけたらいいなと思っています(^◇^)
来年も行いますのでまた是非来てください!

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合宿の開催にあたり、温かいご支援・ご協力、深いご理解をいただいたみなさまに心から御礼申し上げます。引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

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