子どもの貧困のない
社会をめざして

「たすけてと、
言いたいときもある。」

厳しい生活のなかで、懸命に生きようとする子どもたち。誰も置きざりにしない社会を、私たちは創っていく必要があります。

※「子どもの生活と声1500人アンケート」2017年あすのば調査より

私たちについて

日本の”子どもの貧困問題”の対策を進めるために活動する、民間の公益法人です。
これまで、個人・企業など2万人を超える方々からご支援・ご賛同いただいています。
子どもたちに「ひとりぼっちじゃない」と感じてほしい。多くの人に子どもの貧困問題が他人事ではなく自分事に感じてほしいという願いを込めて、活動しています。

子どもの貧困問題の現状

子どもの7人に1人※1が貧困状態

子どもの7人に1人が貧困状態

子どもの相対的貧困率※2は、13.5%(2019年)で1990年代半ばから上昇傾向で、その子どもの人数は全国で約280万人にのぼります。現代の貧困は「見えづらい」と言われ、先ずは子どもの困りごとやしんどさに寄り添う姿勢が大切です。

※1 2018年国民生活基礎調査
※2 相対的貧困率・・・所得平均の半分に満たない人の割合

ひとり親世帯の相対的貧困率は48%※3

日本のひとり親世帯の相対的貧困率は48%

特に深刻なのが、ひとり親家庭の貧困率です。日本のシングルマザーの就労率は約8割で世界トップクラスですが、貧困率が48%と高く、いわゆるワーキングプアの状態です。先進国の中でも最悪の水準です。

※3 2019年 国民生活基礎調査

親の勤労月収は、平均11万4千円。86%の家庭は年間300万円未満で生活しています。※3

親の勤労月収は、平均11万4千円。86%の家庭は年間300万円未満で生活。

高1の3人に1人がアルバイト。使い道は学費33%、家庭の生活費15%※3

高1の3人に1人がアルバイト。使い道は学費33%、家庭の生活費15%

4割を超える家庭で、保護者の健康状態がよくない※3

4割を超える家庭で、保護者の健康状態がよくない。
※3「子どもの生活と声1500人アンケート 」
2017年あすのば調査より

新型コロナでさらなる打撃

普段よりギリギリの生活だった家庭では、コロナ禍による収入減少と、家庭で過ごす時間が増えたことによる光熱費や食費などの支出増加によって、ダブルパンチで逼迫しています。 社会的に立場の弱い人が災害から立ち直るには、ほかの人たちより長い時間がかかります。継続的な支援とそのための実態把握が欠かせません。 これらは、日本の社会構造が抱える歪みであり、社会全体で取り組むべき喫緊の課題です。

あすのばの
3つのアクション

1.直接支援

入学・新生活応援給付金

入学・新生活応援給付金

 春に卒業・入学を迎える経済的に苦しい子どもたちへの一時金の給付を行っています。新生活を迎えるためには、ランドセル・制服をはじめとした学用品など、多くの費用が必要となります。これらの工面が心配で、新生活を不安なまま迎えざるをえない子どもたちは、たくさんいます。

合宿ミーティング・合宿キャンプ

合宿ミーティング・
合宿キャンプ

 全国各地の子ども・若者などを対象とした合宿です。旅行やキャンプの体験の機会として楽しまれています。 またここでの出会いが、そうした文化的な活動体験を喪失しがちになっている子ども・若者たちの心の拠りどころとなり、日常生活をがんばる糧となることを願って開催しています。

2.中間支援

啓発イベント・研修会

啓発イベント・研修会

 あすのば1つの団体でできることは限られています。全国各地にある支援団体と繋がり、お互いに情報・スキル交換を行うことで、全国各地で充実した子どもを支える体制をつくることを目指しています。

3.調査提言

実態調査・政策提言

実態調査・政策提言

 子どもの貧困の実態を「見える化」し、具体的・建設的な政策提言・法律改正をすすめます。国や地方自治体への働きかけを行い、広く子どもたちが安心して暮らせる仕組みづくりを働きかけています。

あすのばは、若者主体の活動です

全国各地の中学生〜大学生世代の若者たちが集まり「子ども若者委員会」を結成して活動を進めています。 「子ども若者委員会」では
・春と夏に開催する合宿キャンプの企画運営
・新生活応援給付金などの募金活動
・子ども若者の実態を把握するための調査活動および政策提言
などを行っています!

あすのばは、若者主体の活動です

全ての子どもたちが、
環境に左右されずに安心して暮らせる社会をつくるため
応援してくださる仲間を募集しています

「子どもの生活と声1500人アンケート 」2017年あすのば調査より抜粋

私たちは、
「すべての子どもたちが、
生まれ育った家庭や環境などに左右されず、
等しく健やかに育つことのできる社会の仕組み作り」
に挑戦しています。

あすのばへのご寄付は、
寄附金控除の対象となります。

あすのばは、内閣府より公益財団法人としての認定を受けています。そのため、あすのばへの寄付は、税制優遇措置の対象となっています。所得税、法人税、相続税、一部の自治体の住民税において、それぞれに定められている条件を満たすことで優遇措置を受けられます。

あすのばへのご寄付は、寄附金控除の対象となります。 あすのばへのご寄付は、寄附金控除の対象となります。

全ての子どもたちが、
環境に左右されずに安心して暮らせる社会をつくるため
応援してくださる仲間を募集しています

よくあるご質問

Q. 領収書はもらえますか?

A. はい。ご寄付の着金を確認後、すぐに郵送させていただきます。

Q. 決済方法は選べますか?

A. はい。クレジットカード、口座振替、銀行振込、郵便振替からお選びいただけます。

Q. 税金控除などの優遇措置は受けられますか?

A. はい。当財団は2016年4月1日に公益認定を受けているので、税制上の優遇措置が適用されます。寄附金控除を受けるには、確定申告(還付申告)が必要です。

Q. 毎月の寄付金額の変更、停止したいときはどうしたらいいですか?

A. あすのばまでお電話もしくはメールにてご連絡ください。すぐに対応させていただきます。

Q. 遺贈寄付は受け付けていますか?

A. はい。ありがたくお受けしています。詳しくはあすのばでお電話でお問い合わせください。
TEL:03-6277-8199

団体概要

名称
公益財団法人あすのば
代表者名
小河 光治
設立
2015年6月19日
所在地
東京都港区赤坂3-21-6 河村ビル6F
連絡先
03-6277-8199(平日10時~18時)
メールアドレス
info@usnova.org
公式サイト
https://www.usnova.org/