子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば

子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば

2018.07.31|

「子どもの貧困対策 全国47都道府県キャラバン」2018年度開催都市の報告書を公開

【「子どもの貧困対策 全国47都道府県キャラバンin石川」開催しました!】

 

2018年7月15日(日)、「子どもの貧困対策 全国47都道府県キャラバンin石川」を石川県女性センター大会議室で開催しました。会場には、第一部61人、第二部32人、合計62人が、石川県内の北は輪島市から西は加賀市など県内各地からご参加いただき、県外からも参加されました。
第一部では、村井琢哉・副代表理事のあいさつに続いて、来賓挨拶を片岡穣・石川県健康福祉部長からごあいさつをいただきました。 パネルディスカッションでは『今、石川で必要な子どもの貧困対策は』をテーマに、パネリストには、立川孝紀・北陸学院大学人間総合学部子ども教育学科4年、西村依子・NPO法人シェきらり代表、野村正子・一般社団法人おやこハグネット代表、原範子・はっぴーばんく代表が登壇し、コーディネーターは、森山治・金沢大学地域創造学類教授が務めました。第一部の司会は、石川昴・あすのば学生理事が進行しました。
パネルディスカッションは、七尾市で活動している原さんから、現在の問題点も含め、子どもたちと向き合う難しさを話していただきました。続いて野村さんは、加賀市山代温泉地区で起きた中学校での問題をきっかけに、10年前から町の人たちができることから取り組み、大学生・高校生の若い力も借り、取り組んできた実績を報告されました。経験を踏まえ、昔からあった地域の人間関係の再構築が大切で、「ゆるりとした新たな関係作りが必要」と提言されました。西村さんは、今年2月に20数年ぶりに開設した女性向けの自立支援ホームの立ち上げ経緯やこれまで弁護士として携わってきた親の離婚訴訟の中で、子どもたちが抱える困難さを伝えていただきました。
第二部は、児童養護施設出身の立川孝紀さんと石川昴さんの若者のトークセッションからスタート。二人の児童養護施設での生活や困りごとについての体験談に、参加者は耳を傾けました。村井琢哉・副代表理事がコーディネーターを務め、第一部のパネルディスカッションと二人の若者のトークを受け、「子どもの夢を広げ支えるしくみ作り」「子と親へのアプローチ」「地域を巻き込むには」「つながる方法は」などテーマごとにグループに別れ、意見交換が活発になされ、各グループの発表を行いました。
 参加者からは、「各分野、各地域で活躍されている方の話が聞けて、とても為になりました。当事者・支援者・研究者の方のバランスが良い会だと感じました。ハード面ではなく、ソフト面での話が多く、自分たちでも少し考えやすい論題でした。地域に根ざした対策もとても大切だと感じました(20代男性)」。
「貧困は見えないことが多く、ネットワーク作りが大事である事、つながりが大切であると痛感しました。夢をあきらめない、夢を広げ支える支援ができるように仕組み作りができたらと思いました(40代女性)」。「子どもの貧困の部分的や個人的に支援も大切だと思いますが、本日、総合的に思ったのが、家族支援、家族単位での支援が重要ではないかと思いました(60代女性)」。「ネット文献では全国的な取り組み状況しか知ることができないため、実際に活動している方のお話が聞けて良かった。子どもの貧困は見えにくいので、このような啓発活動を通して、地域の人たちに知ってもらうことが大切だと思いました(20代女性)」などの感想が寄せられました。
マスコミ各社の取材報道は、事前告知記事を北陸中日新聞が掲載。当日は、北陸中日新聞、北國新聞、毎日新聞3社が、翌朝刊で開催記事を掲載しました。石川テレビが、パネリストの立川孝紀さんの特集番組を兼ねて密着で取材しました。
【子どもの貧困対策 全国47都道府県キャラバンin石川】
日 時:2018年7月15日(日)第一部10時~12時30分 第二部13時30分~16時
場 所:石川県女性センター大会議室(金沢市三杜1-44)
主 催:公益財団法人あすのば
後 援:内閣府、穴水町・石川県・石川県教育委員会・石川県社会福祉協議会・内灘町・加賀市
金沢市・金沢市社会福祉協議会・かほく市・川北町・小松市・志賀町・珠洲市・津幡町
中能登町・七尾市・能登町・野々市市・能美市・羽咋市・白山市・宝達志水町・輪島市
助 成:公益財団法人キリン福祉財団
参加者:第一部61人 第二部32人 合計62人(延べ93人)

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石川キャラバン報告書180731

 

【「子どもの貧困対策 全国47都道府県キャラバンin神奈川」開催しました!】

2018年7月7日(土)、「子どもの貧困対策全国47都道府県キャラバンin神奈川」が神奈川県との共催で、新堀ライブ館楽友ホールにて開催されました。会場には、第一部に約79人、第二部に約54人、延べ約133名が集まりました。
 第一部では、小河光治・代表理事からの挨拶に続いて、共催である神奈川県より香川智佳子・健康子どもみらい局長からのご挨拶、そして開催地である藤沢市から小野秀樹・副市長にご挨拶をいただき、それぞれ子どもの貧困対策への想いなどについてお話いただきました。
その後、石川彩乃・神奈川大学外国語英語英文学科2年・JYSP、熊坂佳美・東京都市大学3年・ゆがわらっことつくる多世代の居場所、服部夏乃・明治学院大学3年・鎌倉てらこや・戸塚てらこや、花澤昴乃・慶応義塾大学3年・MOP・サードプレイス、村上夏月・神奈川大学外国語学部英語英文学科3年・JYSPの計5人をパネリストとし、須田洋平・サードプレイス代表理事のコーディネートのもと、パネルディスカッション『見えていますか?子どもたちのすがた』が行われました。
まず活動へのモチベーションについて、それぞれのパネリストから「子どもが好きという純粋な気持ちのほか、いろいろな出会いや、そして先輩たちの『与える側ではなく一緒に遊ぶ』という姿勢とそれを意図して作り出す姿にとても憧れをもった。」「将来の夢である教員になるために、実践の場としてボランティアに挑戦したことがきっかけ。」「自分自身を貧困と認識していなかったが、ある合宿に参加したことをきっかけに、自分が抱えていた寂しさに気が付いてしまった。合宿で出会った大人や大学生に支えてもらったことで、今の状態になれた。出会ってしまったからには、きちんと見届けたいという意地もある。」などとお話しをいただきました。また活動のなかで接している子どもたちについて「いわゆる貧困な子どもたちが対象であるけれど、服装は普通。スマホを持っている子ばかりだし、見た目だけでは貧困ということは全く分からない。」「大学や高校など入学前にライングループができて人間関係が作られてしまうのが常識。」というお話がありました。「スマホはコミュニケーションツールとして子どもたちの間でかなり重要であり、時代は大きく進んでいるという認識を持ったほうが良い。」「大人たちは子どもたちがどういうふうに人間関係を作っているのか、注意してみていく必要がある。」という意見もありました。また地域の大人の人たちとの関係について望むこととして、「活動のなかだけで解決できない子どもたちの課題もあるので、子どもたちを取り巻く(例えば学校など)の関係者と話をしたい。」「大学生は子どもたちとのつなぎ役。気になる子どもに出会ったときは、専門的な大人の人にしっかりとサポートしてもらう必要がある。社会の中でしっかりとつながっていくことのできる環境を作ってほしい。」「活動に大人の人にも一緒に参加してほしい。」といった声が聞かれました。また最後に「支援」というキーワードについてどう思うか、という質問に対して、「『支援』は一方的なコミュニケーション。あまり支援をしているという意識は持っていない。自分自身も活動を通して、貰っているものが多い。」「自分が当事者としての立場だった時のことを考えても、何かを一緒にしようね、と話してくれたほうが楽に話せた。」と語っていただき、これからのまちづくりの一つとして「支援」というよりも「シェア」という考え方がキーになるという言葉で第一部が締めくくられました。
 第二部は、「かながわ子どものみらい応援団 地域交流ネットワーク交流会」を兼ねて開催し、冒頭に剣持道子・神奈川県福祉子どもみらい局子どもみらい部子ども支援課課長より、県の取り組みのご紹介をいただいました。その後、参加者同士でグループワーク「地域で考える、子どもへの向き合い方」を行いました。アイスブレイクでは、子どもたちに人気のカードゲームを体験し、その後のワークでは、「日頃感じている、子どもたちを取り巻く課題」「その解決策」について話し合いました。第二部の最後には山形伸次・公益財団法人キリン福祉財団参与より総括をいただきました。参加者からは「必要としている子どもへの情報提供、横のつながり、みんなで協力し合いながら、すべての子どもを笑顔にしたいですね。」「地域で一生懸命子どもたちに接している皆さんのお話をお聞きして、元気になりました。地域でたくさんの人が関わってゆくことが、大切なのだと感じました。」「支援臭という言葉が印象的!これがニオわないサポートの方法を考えていきたい。」などの感想をいただきました。
【子どもの貧困対策全国47都道府県キャラバンin神奈川】
日時:2018年7月7日(土)第一部13時~14時30分 第二部14時45分~17時
場所:新堀ライブ館3階
主催:公益財団法人あすのば/共催:神奈川県
後援:内閣府、神奈川県教育委員会、神奈川県社会福祉協議会、藤沢市、藤沢市社会福祉協議会/協力:NPO法人サードプレイス、NPO法人湘南市民メディアネットワーク
参加者:第一部 約79人 第二部 約54人 合計 延べ約133人が参加

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全国キャラバンin神奈川 報告書

 

【「子どもが真ん中の復興へ つながる岩手 全国キャラバン in 岩手」 開催しました!】

2018年4 月 21 日(土)、盛岡市勤労福祉会館で開催された「全国キャラバン in 岩手」には、106 人の方々にご参加いただきました。このキャラバンは岩手県と盛岡市の共催で開催しました。キャラバンでは、小河光治・代表理事のあいさつに続いて、来賓として八重樫幸治・岩手県保健福祉部長と藤澤忠範・盛岡市子ども未来部部長にごあいさついただきました。駒木豊広・岩手県保健福祉部子ども子育て支援課子ども家庭担当課長と佐久山久美子・盛岡市子ども未来部子ども青少年課課長補佐兼子どこも家庭総合支援センター所長からは行政報告をしていただきました。そして、現地で子ども食堂に携わっている、岩手医科大学医学部 2 年 小林春彦さん、盛岡大学短期大学部2年 山下風香さん、岩手大学人文社会科学部 2 年 菅原千尋さん、盛岡白百合学園高等学校3 年 遠山桜さん、岩手県立大学社会福祉学科卒業、野辺地香澄未さんに活動報告をしてもらいました。「子どものときの経験は強く頭と心に残ると思います。子ども食堂を通して楽しい思い出を作るお手伝い出来ることを嬉しく思います」と遠山さんは話してくれました。
パネルディスカッション『岩手の子どもたちの今と未来』では、山屋 理恵・NPO 法人インクルいわて理事長、高橋 岳志・かんな福祉相談支援事務所 代表、櫻 幸恵・岩手県立大学 社会福祉学部 社会福祉学科准教授、長島 明子・たかたゆめキッチン実行委員会が登壇。コーディネーターは小河光治・代表理事が務めました。
リレートークでは、当日参加れた研究者の方から弁護士、民間企業の方、大学生と幅広い方々に活動内容と子どもたちへの想いをお話しいただきました。また、参加者の皆さんには「子どもたちへの想い」シートというのも会場で記入してもらいました。どのシートも子どもたちへの優しさに溢れていました。総合司会は、花城わかな・あすのば学生サポーターが務めました。
参加者からは、「自分の住んでいる地域に対して、どこか無力感やあきらめの思いがあった。けれど、今日のキャラバンで様々な取り組みや、支援者の方々の思いを聞いて、まず、自分の周りに目を向けることから始めたいと思った(20 代女性)「連鎖を断ち切るためには、つながる行動が必要という事が良いと伝わった(60 代女性)」「高校生や大学生が子どもたちとの関わりの中で感じていることや思い変化について生の声が聞けて、自分にもっとできることがあると感じ、実際に動いていこうと思う(40 代男性)」「子どもの貧困という問題に対し、自分一人の行動の変化でも、大きな変化になるという認識をもつことができました。
また、この問題について真剣に危機感をもっていこうと思いました(20 代女性)」などの感想が寄せられました。
今回の全国キャラバン in 岩手は、NPO 法人インクルいわてのみなさまにご協力いただき、子どもの貧困問題に携わっている方々・団体の協力で開催することができました。後援、助成くださいましたみなさま、ご参加いただきましたみなさまに心からお礼申しあげます。

【子どもが真ん中の復興へ つながる岩手 全国キャラバン in 岩手】
主 催:公益財団法人あすのば
共 催: 岩手県 盛岡市
後 援: 内閣府、復興庁岩手復興局、岩手県教育委員会、岩手県社会福祉協議会、盛岡市社会福祉協議会、岩手県生活協同組合連合会、盛岡商工会議所、岩手弁護士会、岩手県私学協会、岩手大学、岩手県立大学、盛岡大学、盛岡短期大学
助 成: 公益財団法人キリン福祉財団
協 力: NPO 法人インクルいわて

参加者:106人

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全国キャラバンin岩手報告書

 

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