子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば

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2019.08.28|

全国キャラバンin青森 開催!

 

 

▶2019年7月28日(日)、リンクステーションホール青森で開催した「全国キャラバンin青森」には、青森県内各地から140人の方々にご参加いただきました。このキャラバンは『弘前大学「子どもの貧困」をめぐる地域・学校・自治体の連携・協働推進プロジェクト』とあすのばの共同主催で開催しました。全国キャラバンでは初めての共同主催です。

 

 

 

▶山口夏輝さん(弘前大学大学院教育学研究科1年)の司会進行のもと、主催者側から柳瀬和夫・あすのば参与と吉田美穂・弘前大学弘前大学「子どもの貧困」プロジェクト代表が挨拶、共催者挨拶を有賀玲子・青森県健康福祉部長(代読・久保杉嘉衛青森県健康福祉部こどもみらい課長)から頂戴しました。

 

▶次に、青森県と青森県教育委員会からの報告です。まず、平成30年度に実施した青森県子どもの生活実態調査結果を、久保杉嘉衛・青森県健康福祉部こどもみらい課長からご報告いただき、県内の困窮家庭は全体では13.2%であることなど、県内の実情を知る機会となりました。続いて三和明久・青森県教育庁学校教育課からは、青森県教育委員会の取り組みとしてスクールソーシャルワーカーの活動をご紹介いただきました。

 

 

▶パネルディスカッションは『当事者の声を聞きながら一緒に考えよう』をテーマに、花澤昴乃さん(慶應義塾大学、あすのば理事)、山田まり子さん(青森県スクールカウンセラー)、金澤拓紀さん(子ども・若者サポート「つがる・つながる」代表)、平間恵美さん(特定非営利活動法人「はちのへ未来ネット」代表理事)の4人が登壇、コーディネーターは吉田美穂・弘前大学大学院教育学研究科准教授が務めました。

 

 

 

・花澤さんは当事者であり、かつ支援する側という立場から「支援活動が支援する側の活動にならないよう気を付けてほしい。そして、出会った子どもたちのことをちゃんと見て、褒めてほしい」と話しました。

・下北半島でスクールソーシャルワークに取り組まれている山田さんからは、地理的なことから起因する支援の難しさをご報告され「都会をまねするのではなく、田舎だからできる地域性を活かしたセーフティーネットの構築が大切」と話されました。

・金澤さんはご自身が以前通信制高校で勤務されていた経験を交えながら不登校の現状をご報告いただき、「高校は通信制など子どもが適応しやすい環境を選択できるが小学校中学校では全日制に該当するものしかない。実態に配慮した選択肢を増やしていくことが必要」と話されました。

・平間さんは団体設立の理由として福祉や教育の垣根を越えて、横のつながりを持つためと説明され「支援にはいろいろな手段が必要になる。そのためには、地域にある現場のネットワークをつなげていくことが大切」と話されました。

 

 

▶「支援者・子ども・学生・学校関係者・自治体担当者・県民らによる意見交換タイム」では、『「子どもの貧困」自分たちに何ができる・何をしていこうか!』をテーマにワールド・カフェを実施。パネリストも各テーブルに入りに、参加者と双方向で話し合いを行いました。各テーブルのファシリテーターは弘前大学教職大学院生が務めてくれました。

 

 

【各テーブルの模造紙を掲載】

 

▶参加者の感想をご紹介します。

「地域力を強化し地域の人が一人ひとり活動を理解し、全体で動かなければいけないと感じる(30代女性)」。

「何も知らずに参加したが色々な立場の人のいろいろな意見を聞くことができ、充実した時間を過ごすことができた(50代女性)」。

「社会の多方面から切り込んだ貧困問題の発表で(行政民間)充実したセミナーでした(60代女性)」。

「吉田先生の切迫感ということばや東京都との比較の数値がすごく印象に残っています。自分の立場でできることは少ないのかもしれないですが、まず一歩動くことが大切だなと思っています。(30代男性)」。

「やっぱり「つながり」がキーワードになると実感しました。その上で、その「つながり」を阻んでいる物は何か?考えていきます(30代女性)」。

「子どもの貧困に対して勉強するうちに逆に何が何だか分からなくなっていたのですが、いろんな方のお話を聞いて、少しずつ理解を深めていけたいと思います。その中で、自分が何ができるか、するべきか、これから考えていきたいと思います(30代女性)」。

 

 

 

 

▶当日は、NHK・読売新聞・毎日新聞・東奥日報・陸奥新報が取材し、報道しました。


●全国キャラバンin青森開催報告書のダウンロードはこちらから●


●青森県子どもの生活実態調査

(青森県ホームページ内の「子どもの貧困対策について」ページ中段)


<パネルディスカッション登壇者各団体>

●子ども・若者サポート「つがる・つながる」

●特定非営利活動法人「はちのへ未来ネット」


<<子どもの貧困対策全国47都道府県キャラバン in 青森 開催概要 >>

【主催】

弘前大学「子どもの貧困」をめぐる地域・学校・自治体の連携・協働推進プロジェクト

公益財団法人あすのば

【共催】 青森県

【後援】内閣府、弘前大学教職大学院、青森県教育委員会・青森県社会福祉協議会・

青森市・青森市教育委員会・鰺ヶ沢町・板柳町・田舎館村・今別町・おいらせ町・

大間町・大鰐町・風間浦村・黒石市・五所川原市・五戸町・佐井村・三戸町・七戸町・

新郷村・外ヶ浜町・田子町・つがる市・鶴田町・東北町・十和田市・中泊町・南部町・

西目屋村・野辺地町・階上町・八戸市・東通村・平川市・平内町・弘前市・

深浦町・藤崎町・三沢市・むつ市・横浜町・蓬田村・六戸町・六ヶ所村

【助成】公益財団法人キリン福祉財団

【参加者数】140人

【日時】2019年7月28日(日)13時~17時

【会場】リンクステーションホール青森 中会議室

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